例会講演
次期住宅取得世代

「自分に手堅く生きる現代の若者たち」について
～ゆる食（26～32歳）・装食（33～37歳）世代のライフスタイル～
講師
東京ガス株式会社　都市生活研究所　主幹研究員
稲垣　勝之様

 

〔講演概要〕
１．「食世代」の区分
世代間のライフスタイルの違いを明らかにするため、「食」に着目して世代を区分して調査。
（１）粗食世代1926年～1935年生まれ（７９～８８歳）男子厨房に入らず
（２）整食世代1936年～1945年生まれ（６９～７８歳）ちゃんと食べる食習慣
（３）創食世代1946年～1950年生まれ（６４～６８歳）欧米文化の影響
（４）街食世代1951年～1957年生まれ（５７～６３歳）来客には手料理
（５）宴食世代1958年～1964年生まれ（５０～５６歳）料理は妻だけでない
（６）遊食世代1965年～1971年生まれ（４３～４９歳）出来合いのものを買う
（７）選食世代1972年～1976年生まれ（３８～４２歳）料理に手間かけず
（８）装食世代1977年～1981年生まれ（３３～３７歳）男性の料理かっこいい
（９）ゆる食世代1982年～1988年生まれ（２６～３２歳）弁当男子も自然

2．次期住宅取得世代を深堀しライフスタイルを検証
－ゆる食（26～32歳）・装食（33～37歳）世代－
★ゆる食・装食世代の住空間のニーズ
健康：日々の暮らしの中（食事、入浴、睡眠、軽い運動）で健康を保ちたい
維持費：水道、光熱費等ランニングコストがかからないようにしたい
キレイ：外出より家にいる方が快適で、家をキレイな状態に保ちたい
カスタマイズ：自分の好みに応じて使い方を変えたい
家事：夫も妻も、両方で家事をするほうがよい
家族時間：家族団らんを実現したい
★ゆる食・装食世代への住空間（戸建住宅）の提案例
健康：ヨガやストレッチスペース・ミストサウナ・温水式ラジエータ・ガス温水式床暖房
維持費：ミストサウナ（短時間で温まり節水）・無双窓（可動式ルーパー）
キレイ：クローゼット・コンロの前のガラス壁・納戸の横引き通風雨戸
カスタマイズ：趣味室（寝室にも使える）
家事：広めのキッチン
家族時間：小上がりリビング（くつろぎ易い）・ホームシアター・屋上テラス・サブリビング（部屋干しスペース可）

懇親会
２０１５年６月１５日（月）、三井不動産リアルティ株式会社の１７階会議室での役員会、東京ガス㈱　都市生活研究所　主幹研究員　稲垣勝之様の講演会終了後、場所を横浜駅近くの中国料理「煌蘭」に移して、懇親会が開催されました。

まず神奈川県不動産のれん会の右手会長よりご挨拶があり、加藤史朗様の乾杯の音頭で、懇親会がスタートしました。

　　６月より入会されました㈱長谷工コーポレーションの杉本誠一様、真田武志様、㈱第一測量の大須賀毅様のご挨拶がありました。大須賀様は、春季親睦ゴルフコンペ（ﾚｲｸｳｯﾄﾞｺﾞﾙﾌｸﾗﾌﾞにて開催）に参加され優勝されました。また講演をされました東京ガス㈱より、講演者の稲垣勝之様他、細谷英吾様、國山芳晴様のご挨拶をいただきました。また多くの会員の方々からのご挨拶やトークで大いに盛り上がりました。

最後は戸熊副会長の音頭による締めで６月例会は終了しました。